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手書きで時給1375円の衝撃!それでも今、求人難の企業が考えなければいけないこと。

すきや ポスター

【すき屋のポスターの衝撃。手書きで1325円→1375円に値上げ。それでも・・・】

 

「(午後)9時半がラストオーダーです。入り口を閉めるので、裏口からお帰りください」。

東京都心にある牛丼チェーン店「すき家」の店員は、食事中の客にこう告げた。

通常24時間営業だが、3月下旬から午前9時~午後10時に短縮した。

アルバイトが辞め、店を回せなくなった。

別の店では、バイト募集のポスターの深夜時給1325円という印刷文字の上に、手書きで1375円と記されていた。

都内のすき家で働く複数のアルバイト店員は「大学生のバイトが辞めて人が集まらない」

「朝まで1人なので仕事はきつい」と口にする。

2月以降、約250店が一時休業や短縮営業に追い込まれた。

 

牛丼大手3社の中で最後発のすき家は、急ピッチの出店で2008年に吉野家を抜き、業界首位に躍り出た。

急成長を支えたのが、深夜に店員1人で接客や調理を担当する「ギリギリの人員」(バイト店員)。

メニューの多様化で仕事が増え、営業できなくなるほどの大量退職につながった。

 

【景気は回復!?上がり続ける人件費】

 

アルバイトの時給は上昇を続ける。リクルートジョブズの募集時平均時給調査(3大都市圏)によると、

3月は前年同月比6円増の948円と、9カ月連続で前年を上回った。

中華料理チェーン「日高屋」を展開するハイデイ日高はアルバイト店員に1回数万円の賞与を年2回支給する制度を創設。

吉野家は店長に親睦費用を支給して、バイト店員との結束を強めている。

 

【有効求人倍率が回復。人材の奪い合いに】

 

3月の有効求人倍率は前月から0.02ポイント上昇の1.07倍と、16カ月連続で改善。

07年6月以来、6年9カ月ぶりの高水準となった。

支えているのは、雇用が不安定で賃金も安いパート・アルバイトなどの非正規従業員。

1990年代前半に約20%だった非正規の割合は今や37%を超える。

一部の企業では非正規社員を正社員化する動きも出てきた。

カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、

3万人の非正規従業員のうち、新規採用も含め1万6000人を地域正社員にする。

短時間勤務を認めるほか、休暇や年金の制度も統一する。

柳井正会長兼社長は「良い人材を確保するには待遇を改善しないといけない」と説明する。

家具販売「イケア・ジャパン」はパート従業員の待遇を正社員にそろえる。

 

【ワタミ、甘太郎、イケア…企業の人手不足対策】

 

人材は人財。

企業にとって、従業員が早期にやめてしまい定着しないことによる弊害はノウハウが蓄積されないこと、

もっと深刻なケースとしては業務の遂行上、すき屋やワタミのように現実的な問題が発生することです。

改正労働契約法「5年ルール」が施行されて早1年。

非正規雇用を正社員化することによる人件費の増大か、

人財不足をやりくりするためのブラック企業化か。

2極化する雇用情勢のなかで企業は難しい舵取りを強いられそうです。

いずれにしろ飲食業や小売業や運送業など、人財の確保が特に必須の企業にとって

人事戦略がこれからの会社の成長のキーポイントなのは間違いありません。

 

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